広島から妹がちょうど2歳になったばかりの甥っ子と
3歳の犬1匹をつれて、新幹線で帰省してきました。
この3月から4月にかけても2週間帰省していたので、
今年2回目の長期滞在です。
7歳下の妹も40過ぎ。
一人で、2歳児と犬一匹引き連れての大移動の体力には頭が下がります。
甥っ子とは久しぶりの再会。といってもまだ最近なので
さすがに覚えてくれていた様子。
今月で魔の2歳児となった甥っ子は、かなりパワーアップしていました。
なんでも一旦は「イヤイヤ」と拒絶します。
でも、良いところはすぐにコロッと気分や興味がかわること。
近所のお寺に散歩したとき、賽銭箱にお金を入れているおば様を発見し、
そちらに駆け寄る甥っ子。
甥っ子にお金を持たせ、何故かかなり高い位置にある賽銭箱にいれさせるため、10KG以上の甥っ子を抱きあげます。
なかなかお金を投げようとしないので、私の腕はプルプルと悲鳴をあげています。
やっと投げたと思ったら、今度は賽銭箱の後ろ側の本殿にお邪魔しようとします。
必死に泣き叫ぶ甥っ子を引き離し、
「あっ!蝶々!」、「あっ!団子虫!」ととにかく興味を別に向けようと頑張る私。
結局、砂利の上に奇跡的に一つだけ落ちていたどんぐりを見つけ、すぐ泣き止みました。
ホッ。
いやいや、ホッとしてる場合じゃない。
今のうちに一刻も早くこの場所から引き離さないと、又、本殿に上がり込もうと
するに決まっています。
暴れる甥っ子を抱きかかえ、お寺から離れました。
そして、1日中繰り返される「これは?」「これは?」攻撃。
何度も同じ物を指さします。
もはや、ただの口癖かのように、そしてこちらの回答を聞き取って
理解しようとしているようにも見えません。
疲れ果てた私は、逆バージョンで甥っ子に「これは?」と質問してみました。
するとしばしの沈黙のあと、スルーでした。
そりゃそうか。
でも、気がまぎれたのか少しの時間、この「これは?」攻撃から
逃げきることができました。
電車に乗っているときもこの質問は続きます。
電車の窓枠を指さし「これは?」
カバンを指さし「これは?」
順調に次々と矢継ぎ早に続きます。
そして斜め向かいに座っている知らないおば様を指さし
「これは?」
答えに詰まります。
物であろうと人であろうと指さして「これは?」なので、
たまにヒヤッとします。
私の息子は「何これ? 何これ?」攻めだったな~
と10年程前を懐かしく思い出しました。
今回の滞在期間は12日間。
私の携帯アプリの「fit」が、一週間でハートポイント(強めの運動)の
150ポイントを取得したと教えてくれました。
fit アプリには、
「1週間でハートポイントを150ポイント獲得すると、寿命を延ばし、睡眠の質が
高まることにつながるうえ、気分も良くなります。 World Health Organization」
と書かれています。
そうなのね・・・💦
このハードな生活を続けたら寿命を延ばすと・・
確かにこれが続くと私は疲労困憊で泥沼にはまったように眠りにつくかもしれません。
そして無事に昨日、新大阪駅まで送り届け、私の生活は平常時に戻りました。
私も当時、この過酷な育児が終わる日は本当に来るのだろうか・・・
と毎日疲れ果てていました。
本当に可愛い時期なのに、疲れのほうが勝ってしまって、
可愛さを楽しむ余裕などなかったかもしれません。
でも、今や息子も干渉されることを嫌い、おやつとご飯をたべさせていれば、
ほぼ手がかからなくなりました。そのかわり、宿題チェックだけは
しないと手を抜こうとするので、その手間はありますが。
それでも、息子が甥っ子と楽しく遊んであげ、抱っこしてあげる姿を見て、
日々やはり成長してるんだな~と思いました。
がんばりすぎず、完璧を目指しすぎずに、気楽に頑張りましょ~
そして、甥っ子が家に残していった100均一で買ったハンバーガの組み立ておもちゃ。
これを見てるとハンバーガが食べたくなります。